付き合っていたと思っていた人に呆気なく捨てられたときの復讐方法ByE子

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付き合っていると思っていた人が、既婚者だった。

順調に付き合っていたのに、突然音信不通になり、SNSをたどって本人の同行を調べたら最近女と結婚していた。

 

アラサーともなると、
誰しもこんな経験の一つや二つ、

なかったとしても、身近な友人のエピソードなどで聞いたことはあるものだろう。

 

こんな珍事件はもはや日常茶飯事であり、
「私のことを大好きって言って、誕生日には花束をくれたし、絶対に私のこと本気で好きだったはずなのになんで？！」
と騒いでいる人を見ると、

そうね、男はあなたのことを好きだったのかもしれない。

でも、もっと本気の女が他にいたから、そうなったのだろうね。

と、静かに思うなどするのである。

 

しかし、怒りの渦中にいる本人が考えることと言えば、

いかに復讐をするか

であろう。

本日は、恋愛で失礼なマネをされたときにとるべき復讐の方法について、考えていきたい。

 

 

１．職場に知らしめる、は効果なし？

 

復讐の方法として最も人気なのは、

「職場に知らしめる」

的なやつではないかと思う。

 

社会的地位を奈落の底に落としてやりたい。

そう思って、会社の前で待ち伏せしたり、
会社宛てにクレームを送ったり、
会社の人に「おたくの社員にもてあそばれました」と告発したり…。

 

これが効果的な方法であると言う人もいるが、

個人的には全く無意味だと思うのでやめてほしい。

 

会社員としての立場や、そいつの属する会社と、
そいつのプライベートの恋愛所作は無関係である。

 

まず、会社には全く非がないので、会社に迷惑となるような嫌がらせは控えるべきだ。

また、仕事上のクレームでもないのに、
恋愛で揉めたなどのことを会社へ告発するのも、違うと思う。

 

さらに言えば、
社内の男性が、遊んだ女に執着されて会社で話題になったとしても、
個人的にはその男性の「社会人」としての信用は失わないと、私は思う。

 

どれだけ女癖が悪かろうが、性格が悪かろうが、
仕事のデキル人は、（仕事上は）信頼できる。

逆に、どれだけ女に誠実で、心優しい男だろうと、
仕事の出来ない人とは、あまり一緒に働きたくないし、仕事を任せたくない。

 

もちろん、こういう考え方でない人もいるとは思うが、
個人的には全く仕事と関係のないところで悪事をはたらいたとしても、
仕事上の評価は落ちないと考えている。

 

 

２．むしろ、あなたの評価が下がるかも

 

 

逆に、「恥ずかしい」という意味で言えば、

男がらみの恨み言を言うために、相手の会社に乗り込む、などという行為は、

むしろあなたの社会的サムシングを傷つけやしないだろうか？

サムシング…すなわち、プライド？というか、なんというか、

 

とにかく、

男に遊ばれて捨てられた！

なんてことを大声で会社や無関係の人に公言して回ることって、
あなたにとって恥ずかしくないですか？

ということである。

その行為は、

男に夢中になって、遊ばれていることにも気づかず、
正気を失って、相手の会社にまで乗り込んでしまうほど、私、ヤバイ女です。

そんな自己紹介になってしまわないだろうか？

 

 

３．どうでもいい人が怒っていても、どうでもいい

 

そもそも、誰か異性との関係を切ったときに、恨まれた経験のある方なら想像できると思うが、

 

どうでもいいから切り捨てた、そんなどうでもいい相手が、

どれだけ怒ろうと、何を言ってこようと、

うっとうしい以外に何の感情も出てこないであろう。

 

私も過去、
・思わせぶりな態度をとったくせに、結局他の男と付き合った
・付き合いそうな雰囲気だったのに、つきあわなかった

というような状況で、

やたらと恨み言を言われた経験があるが、

正直な感想としては

 

うっとうしい

+

何こいつ、私に執着しすぎじゃね？クソワロ

 

くらいのものである。

相手に対して怒りをぶつければぶつけるほど、それはあなたの彼への「執着」を示す行為となり、
あなたに執着していない彼からすれば、

クソワロ

でしかない。

果たして、こんな風に思われてまで、
会社にクレームを言ったり、嫌がらせをしたいと、思うだろうか？

私なら、恥ずかしくて絶対にやりたくない。

 

 

４．最も効果的な復讐方法

 

本当に復讐をしたい、相手を怖がらせたい、震え上がらせたい、
と思っているのなら、正面から攻撃するよりもより効果的な方法があるように思う。

 

例えば、自身の身の上を黙って、彼の奥様に近づき、お友達になる。
家に遊びに行ったりするような仲になってしまうとか、

そうでなくても家庭で奥様が友人の名前としてあなたの名前を口にするだけで、
彼からすれば、いつかバラされるのではないかという恐怖と、居心地の悪い思いをすることになる。

 

奥様とお近づきになるのが難しければ、
彼の同僚でも友人グループでも、なんでもいいので、彼のコミュニティ内に入り込むこと。

 

これだけで、

あなた自身はなんら恥ずかしいマネをしていないのに、
彼にはずっと妙な居心地の悪さを提供し続けることができる。

 

さらに、

恐怖の時間の提供だけでは気が済まない！めちゃくちゃに壊してやりたい！
という過激な方へ。

奥様と仲良くなったところで（数年経過後）、ネタばらしをしてみる、
という方法がある。

 

これは本命女性の永遠の苦悩であるが、

男に本命と浮気相手と二人女性がいる場合、
「浮気相手」のほうが持っている情報量が多い、という現象が起きがちだ。

男は本命には嘘をついて、浮気を隠し、綺麗な面しか見せないが、
浮気相手には「最近奥様とどうだ」とか話したり、そもそも「女が二人いる」という情報をもつかませている。

 

この、情報量の格差により、
浮気相手がいることを知った時に本命の女が感じる「嫌な感じ」は、

・浮気相手の女は全部知っていた
・自分だけ真実を知らなかった、ただのお飾りの人形のように

というところにある。

 

そしてその期間が長ければ長いほど、

ずっと自分だけ騙されていた…

という心理になる。

浮気相手の女が自分の友人であったなら、そのダメージは何倍にもなるだろう。

 

 

ここで注意したいのは、

自分がその男の本命なのか、浮気相手なのか、
によって攻撃すべき対象が変わるということだ。

 

自分が本命で、パートナーが浮気をした場合、
浮気相手の女を攻撃する女性は非常に多いのだが、

これはマジで意味がない。

浮気相手を何人つぶしたところで、浮気する男と付き合っている以上、
また何度でも浮気されるし、浮気相手もどんどん湧き出てくる。
根本（男の浮気癖）を駆除しない限り、事態は改善しないだろう。

 

しかし、自分が浮気相手であった場合、

相手の男を攻撃したところで、せいぜい「ストーカーの女が虚言を吐いている」と周囲に説明され、「うっとうしいな」と思われるだけだ。

彼のことを傷つけることは、あなたにはできない。

大切に想っていない人間がどんな行動をとったとて、相手の心にはなにも響かないのだ。

 

彼にダメージを与えるのならば、
傷つけるべきは彼の大切な女性となる。

あなたのことを傷つけ、ごみのように捨てたのは、
他でもないその本命の女を守りたかったからなのだ。

そうまでして守りたかった宝物が、傷つき、悲しむことで、
はじめて彼の心も傷つくのである。

 

「あなたが、私を傷つけてでも守りたかったその大切な女を、深く深く傷つけたいの。」

 

昼ドラの主演女優にでもなったつもりで、
サイコ気味によろしく頼む。

 

５．結論

 

 

さて、「そこまでするか？」と言う声が聞こえてきそうであるが、

おっしゃるとおりである。

 

そこまでしたいだろうか？

そこまでして傷つけたいのなら、そうすればいい。

でも、そうやって考えているだけで、少し気分がすっきりして、どうでもよくなってこないだろうか？

 

そうなのである。

人間はそんなに長く「怒り」の感情を維持できない。

だから臥薪嘗胆、怒りを覚えておくことはすごく大変なこと。
あなた自身をも、傷つけ続けることなのだ。

 

そんなことより、これから先に明るい未来をつくっていくために、

嫌なことは忘れて、
なかったことにしてしまう。

それでいいのではないだろうか？

復讐をして、自分を傷つけた人間を傷つけても、
あなたの心の傷が癒えるわけではないし、
あなたの幸福度が上がるわけでもない。

 

一刻も早く忘れて、次に行く。

なかったことにする。

復讐なんてしなくても、あなたはちゃんと幸せになれるし、

罰は天が与えてくれるものだ。
あなたが彼を罰しなくても、
必ず彼は自分のあやまちを思い出し、自己嫌悪に陥ったり、嫌な気分になることがあるだろう。

それで十分なのである。

彼はもう、あなたの人生とは関係のない人間なのだから。